【阪神】今季最多3失策で昨年に並ぶ57失策 藤川監督「それも含めてしっかり顔を上げて戦う」

阪神対中日 9回裏、悔しげな表情で試合を見つめる阪神藤川球児監督(撮影・宮崎幸一)

<阪神1-7中日>◇8日◇京セラドーム大阪

阪神がホームで連敗を喫し、巨人に8日ぶりに同率首位に並ばれた。2カード連続負け越しは6月9~14日(ソフトバンク、オリックス戦)以来約2カ月ぶり。それでも藤川球児監督(46)は「顔を上げてチームをひとつにまとめあげながら、戦い続ける。それを絶対下ろさないというところ。ここからですね」とすぐに切り替えた。

守備の乱れが失点につながった。2回に先制を許し、なおも2死一、二塁のピンチ。投手マラーの左中間への当たりに、直線的に走った左翼ガルシアが止められず後逸。2点タイムリー三塁打にしてしまった。

さらに1-5で迎えた7回。ガルシアがサノーの打球にスライディングキャッチを試みたがまたも後逸し、ダメ押し点を献上。ともに失策はつかなかったが、痛恨のプレーが相次いだ。藤川監督は「まだまだ顔を上げて明日戦うというところで、まだまだ戦いは続きますから」と強調。満塁弾を含む2戦連発など、デビューから持ち前の長打力を発揮してきた助っ人を責めることはなかった。

だが負の連鎖は収まらず、2回に熊谷が悪送球、5回に佐藤がファンブル、9回に元山が後逸と今季ワーストの3失策。57失策はヤクルトに並ぶリーグワーストで、44試合を残して両リーグ最少だった昨年に並んでしまった。打線も10安打を放ちながら1点止まりで、夏恒例の黒色ユニホームでも2連敗。指揮官は「ずっと続いているところではありますが、それも含めて明日からしっかり顔を上げて戦うと。そこに尽きますね」と前を向いた。今日こそ、大阪のファンにスカッと勝利を届けたい。【磯綾乃】