<日本ハム1-0楽天>◇9日◇エスコンフィールド
日本ハムが奇襲を仕掛けて、虎の子の1点をもぎ取った。
7回先頭の五十幡亮汰外野手(27)が、6回まで完全投球を続けていた楽天古謝樹投手(24)から、チーム初安打となる右前打で出塁。続く水野達稀内野手(26)のところで初球バントエンドランが見事に決まり、1死三塁と好機を広げると、万波中正外野手(26)が前進守備を敷いていた遊撃手の頭を越える適時内野安打を放って、投手戦の均衡を破った。
「昨日の夜から考えていた」という作戦の成功に、新庄剛志監督(54)は大喜び。「一発で決めてくれた。(楽天古謝の状態が)良かったから、この作戦が決まったんです。今、打てない時期なんですよ。打線が寒い時期というところで、こういう作戦が生きてくる」と、うなずいた。
先発の日本ハム有原航平投手(33)は、プロ10年目で自身初の2試合連続完封と快投。今季4勝目を挙げた。1回1死から2連打を浴びて、一、二塁のピンチをつくったが、味方の守備に助けられた。3回には、楽天中島から空振り三振を奪い、史上161人目のNPB通算1000奪三振も達成した。
チームは2カードぶりの勝ち越しを決めた。
▼通算1000奪三振=有原(日本ハム) 9日の楽天19回戦(エスコンフィールド)の3回、中島を空振り三振に仕留めて達成。プロ野球161人目。初奪三振は15年5月15日のオリックス10回戦(札幌ドーム)で駿太から。