<日本ハム1-0楽天>◇9日◇エスコンフィールド
日本ハムは奇襲がはまって、わずか2安打で痛快勝利。7回先頭の五十幡亮汰外野手(27)が、チーム初安打となる右前打で出塁。続く水野達稀内野手(26)のところで初球バントエンドランが見事に決まり、1死三塁と好機を広げると、万波中正外野手(26)が前進守備を敷いていた遊撃手の頭を越える適時内野安打を放って、決勝点を奪った。
試合後の新庄剛志監督(54)の主な一問一答は以下の通り。
「いや、有原君すごかったね。このまま今シーズンは全部完封で締めてもらわないと」
-7回バントエンドランが決まった
「五十幡君と水野君を並べたっていうのは、こういう作戦を昨日の夜から考えて。古謝君が左投手なので。あとは金子君がファーストで来るだろうと。場慣れしていないんで、送球がちょっと遅れるかなっていうところで、見事に水野君が成功してくれて。万波君のスクイズも考えたんですけど、これは信じようと。会心の当たりでヒット打ってくれて(笑い)うれしかったです」
-バントエンドランは以前相手チームに何度かやられた作戦
「もう、キャンプからやってたんで、練習。あれはファーストランナーが五十幡君、矢沢君、水野君ぐらいしか成功しない作戦」
-いつ以来にやった
「しょっちゅうしてたらバレるでしょ。それをね、一発で決めてくれたというところがね、完璧です」
-外国人が一塁手の時にやるイメージだが金子じゃなければやっていない
「金子君じゃないとやっていない」
-ボールだったら見逃しだった
「いやいやいやいや。そんなことないですよ。スクイズと一緒です。ただ、サードに取らせる。最悪でも古謝君にサードよりで取らせて、回転して投げさせる。サードは(三塁に)戻るんで。1番ベストはサードに取らせての、古謝君が(ベースカバーに)遅れるという形」
-古謝が良かっただけに貴重な1点
「良かったから、この作戦が決まったんです」
-五十幡が起用に応えた
「ね。その前に守備です。有原君だったんで、1、2点勝負というところで五十幡君と上川畑君。奈良間君でも良かったんですけど。で、8回有薗君に打席が回るところで、1人ランナーが出たら奈良間君に行ってもらおうと。1点勝負だと思ったので、あの時点で。(有原が投げる時は)詰まったり、先っぽに当たったりして前のゴロが多いんで。考えることいっぱいありますよ、試合中に」
-有原は何が一番良かった
「フォーク。真っすぐのキレとフォークの落ちる場所。有原君、イーレイ(孫易磊)に教えてほしいな、フォークの投げ方」
-有原は例年スロースターター。少しずつ状態上がってきた
「感覚でしょうね。感覚が戻ってきたっていうのがあるんじゃないですか、有原君の中で。その感覚はちょっと聞いてないからわかんないんですけど、ピッチング見てたらわかりますよね」
-1人で最後まで行ってもらうと途中で考えた
「同点になるまで。蹴りをつけさせるのは僕の仕事だし、有原君もそういう気持ちで9回行くっていう。138(球)ぐらい行かせないといけない(笑い)」
-有原の完封勝利とバシッと決まった1点
「いや、今ね、打てない時期なんですよ。1年間やってたら大体5、6回は3、4試合続く時期があるんですよ。打線が寒い時期が、っていうところで、こういう作戦が生きてくると思うから。打ってるときは別にもうベンチで動く必要ない」