<巨人7-3ヤクルト>◇9日◇東京ドーム
ヤクルトが連敗で球宴後の後半戦開幕から3カード連続負け越しだ。8月1勝7敗で5度目の逆転負け。6月初旬には貯金が11あったが、ついに借金が今季最多10。池山隆寛監督(60)は「もう一度みんなで力を合わせて頑張っていかないといけない。また若い力とベテランとでなんとか食い止めたい。もう一度(試合中の)明るさというところもしっかり、自分も含めてやっていかないといけない」と力を込めた。
2戦連続で先制した後に試合をひっくり返された。追加点を奪えず、リードを守り切れない展開が目立つ。3点を先制した直後の4回裏。1軍再昇格後初先発の、松本健吾投手(27)は無死二塁から巨人ダルベックに右中間への適時二塁打、2死三塁から中前適時打を許し1点差とされた。前日8日の巨人戦で先発した高橋奎二投手(29)は先制したイニングに同点打を許す投球。2試合連続で、打線が先取点を入れた直後に先発が失点している。
1点リードのまま迎えた6回。先頭泉口に右前打、ダルベックに四球で無死一、二塁のピンチを招いた。大城に右翼線へ適時二塁打を浴び同点。佐々木を右飛とし、1死二、三塁で降板した。5回1/3を7安打2四球1奪三振5失点で4敗目。指揮官は「球数も少なかったので、なんとか6回とは思っていたけど、ヒット、フォアボールで捕まってしまった」と振り返った。
後を受けたのは阪口皓亮投手(26)。石塚を二ゴロに抑え2死一、三塁としたが、岡田に勝ち越しの中前適時打、代打丸に右中間への適時二塁打を浴び3点ビハインドとなった。後半戦は3登板すべてイニング途中から。難しい場面が続く中、2試合連続失点で3戦いずれも走者を本塁にかえしている。池山監督は「(松本健が)1点とられたところでなんとか踏ん張って抑えたかったけど傷口を広げてしまった。1人目はうまく(アウトを)とってくれた。あそこはうまく打たれた」と語った。
▼ヤクルトは45勝55敗1分けで、借金が10。6月3日時点で最大11あった貯金が7月16日には0となり、ついに2桁借金へ突入した。貯金11以上から2桁借金となったケースは、98年広島(貯金12→借金17)06年巨人(貯金14→借金14)09年ヤクルト(貯金14→借金10)15年DeNA(貯金11→借金18)に次いで5度目。過去4度は、09年ヤクルト以外は4位以下。09年ヤクルトは借金1の3位で終わったが、今年のヤクルトはどうか。