【西武】野田海人が3軍夏合宿で「美唄卒業アーチ」架ける 強肩強打の22年ドラフト3位捕手

北海道独立リーグ選抜との練習試合で本塁打を放った西武野田海人(撮影・金子真仁)

<西武3軍11-3北海道独立リーグ選抜>◇練習試合◇9日◇美唄市営野球場

西武野田海人捕手(21)が北海道・空知の空に“卒業アーチ”を架けた。

3番捕手でスタメン出場しての初回1死二塁、左翼席へ文句なしの遠征2ランをかっ飛ばした。「打撃の状態はこのところいい感じなので」と満足の一発だった。

22年ドラフト3位で九州国際大付(福岡)から入団した強肩強打の捕手も、24年に両膝の手術をするなど、育成契約に切り替わってもう2年になる。すでに実戦復帰は果たしていたが、今シーズン中の支配下登録復帰はつかめなかった。最終的に同じ育成契約の是沢涼輔捕手(26)が支配下登録を勝ち取ったが、野田も7月中旬時点で「ディフェンスも含めて、是沢さんに負けているところはまだあります」と話すなど、自身の潜在能力にはおごらず懸命に練習を重ねている。秘めたるポテンシャルへの球団の期待も高く、今回も“支配下候補”に挙がっていたもようだ。

だからこそ、美唄合宿参加はもう“卒業”しないといけない。来季の1軍デビューへ備える夏秋にする。ここからの目標は「とにかく最後までケガをしないこと」と、球団から“頑丈さ”の証明を求められていることも、感付いてはいる。「まずは暑いですけどしっかり頑張ってきますね」。

美唄合宿をひと足先に打ち上げ、11日からの2軍巨人戦(ベルーナドーム)に合流する見込みだ。【金子真仁】