DeNA筒香嘉智内野手(34)には忘れられない光景がある。24年5月6日のヤクルト戦(横浜)だ。
「アメリカから帰ってきた1試合目はすごく印象に残っています。(チームから)出ていった身だったので、あそこまでの声援をいただけると思っていなかったので、すごくびっくりしましたね」
ここまでのプロ野球人生での一番の思い出を尋ねたことがあった。筒香は少し考えた上で、横浜スタジアムでのNPB復帰戦を挙げた。ハマスタは「故郷のような感覚」だという。横浜高時代からプレーしてきた球場で、人一倍思い入れもある。
何よりも本拠地でのファンの歓声は格別だ。打席に立つと聞こえる「横浜の空高く」から始まる応援歌。スタンドから降り注ぐ拍手と声援に、何度も背中を押されてきた。
「アメリカに行かせていただいて、帰ってきた時も特別な思いというのがずっと心に湧いてきました。どの球場で野球をするより、横浜スタジアムで聞く歓声は、僕にとって非常に思い入れのある景色になります」。
これからもハマスタで、ファンとともに思い出のページを増やしていく。【山本佳央】