【西武】ハチやアブ飛ぶ美唄3軍夏合宿で「ナゾの儀式」地味に流行 ダチョウ倶楽部の味わいも

北海道・美唄での西武3軍夏合宿で地味に流行する「ブーン」の儀式(撮影・金子真仁)

北海道・美唄市で夏合宿を行っている西武3軍で「ナゾの儀式」が地味に流行しつつあることが10日、分かった。11日から同じ北海道内で日本ハム3連戦(エスコンフィールド)を戦う1軍選手たちに波及するかなどは不明。

8月1日から合宿を行い“同じ釜の飯”で若獅子たちの結束もどんどん強まっている。そんな中、野手陣にナゾの儀式が生まれた。誰かが「ブーン」と言って指を動かすと、同じように1人、2人と続いて、指先が集まって円陣を作っていく。ダチョウ倶楽部の団体芸に近い味わいだ。

美唄はハチやアブが多く飛んでおり、投手陣では育成ルーキーでこの夏の目標に「顔ばれする」を掲げる斎藤佳紳投手(23)がアブ対策本部長として最前線でスプレーを噴射する。「ここのアブはそんなに刺したりかんだりしない」(球団スタッフ)と危険性は割と少なめのようで、ある意味で夏合宿のシンボリックな存在となっている。

その空気感をつかみ取って儀式を考案したのは、今季は2軍で打率がなかなか上がらず夏合宿で鍛え直している24年ドラフト1位の斎藤大翔内野手(19)だ。後輩の新井唯斗内野手(18)らを「ブーン」と巻き込んで、プチブームにまで昇華させてみせた。

選手たちのみならず、この日は大迫幸一ハイパフォーマンスコーディネーター(73)も楽しそうに儀式に参加するなど、ムードは抜群。さすがに2日後に迫る夏合宿の手締めを「ブーン」にするわけにはいかないとみられているが、良き夏の思い出になりそうだ。【金子真仁】