<巨人1-9阪神>◇11日◇東京ドーム
またしても、踏ん張り切れなかった。巨人山崎伊織投手(27)が6回途中6失点で今季初黒星を喫した。1点ビハインドの6回、先頭の佐藤に四球を与えると、続く大山にも四球。「もったいなかった。苦しくなってしまった」と無死一、二塁とピンチを招くと、前川に適時二塁打、元山に2点適時三塁打を浴びた。復帰後4戦連続となるイニング途中での降板となり、険しい表情でマウンドを後にした。
序盤から直球は150キロ超えを連発し、力強さは見せていた。ただ、制球が甘かった。3回には近本、森下にソロ本塁打を被弾。走者なしの状況でテンポよくゾーン内に投じたが、わずかに高くなり仕留められた。「ここぞの時の制球ミス、その辺です」と、コントロールミスが失点に直結した。
右肩のコンディション不良から復帰後、4試合で1勝。なかなか白星はついて来ないが、橋上秀樹監督代行(60)は「悪くはなかった。力で押し込めてるところも多々ありました」と前向きに捉えた。山崎は「3巡目を抑えるために、どう組み立てていくか。しっかりコンディションを整えて、いい状態であがれるように頑張ります」。カード初戦を託される右腕の復調が待たれる。【北村健龍】