<巨人-阪神>◇12日◇東京ドーム
首位攻防戦第2ラウンドは、セ・リーグをけん引する「ハルト対決」で幕を開ける。
巨人井上温大投手(25)と阪神高橋遥人投手(30)、ともに2桁勝利挙げ、防御率1点台と安定感が光る左腕同士が首位を懸けて投げ合う。
カード初戦を落とし2位に後退した巨人は、勝ち頭の井上で連敗阻止に挑む。「他のチームと戦うよりも、順位も争ってますし、大事な試合になると思う。粘り強く投げてチームが勝てるようにしたい」と力強く意気込んだ。
今季はここまで16試合に先発し、キャリアハイの10勝(5敗)をマーク。6月14日西武戦(ベルーナドーム)以降は負けなしの5連勝中で、チームの柱へと成長を遂げた。
ただ、首位阪神には通算1勝5敗と負け越している。今季も2度対戦しいずれも黒星。阪神打線との相性も悪く、近本に打率5割6分3厘、中野には打率3割8分9厘、森下には打率5割、佐藤に打率4割2分9厘と、上位打線に打ち込まれている。「クリーンアップが打点を稼いだり、打率も高くて本塁打も出るので、その前にランナーを出さないように」。強力打線を前に、井上が意識するのは中軸の前に走者をためないこと。まずは出塁を許さず、阪神打線の勢いを止めることが求められる。
迎え撃つ高橋も今季11勝を挙げる好調左腕。首位を争う両チームの柱が、互いの意地をぶつけ合う。前回の投げ合いは5月22日(東京ドーム)で高橋に軍配が上がった。リベンジに燃える井上は「緊張感はあると思いますけど、そこを感じていてもしょうがない。自分がやるべきことをやって、いつもと同じようにマウンドに立てるようにしたい」と平常心を強調した。