<日本ハム-西武>◇12日◇エスコンフィールド
西武やレッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏(46)が始球式に臨んだ。相手は古巣の西武。背番号18の西武のユニホームを着てマウンドに上がり、投球前には1枚脱いで、日本ハムのユニホーム姿に変身した。
大きく振りかぶる現役時代をほうふつとさせるダイナミックなフォームで投球も、ボールは大きく三塁側にすっぽ抜け、捕手の日本ハム進藤も、キャッチできなかった。右手を口に当て“あっ”と驚きの表情を見せると、日本ハム新庄剛志監督(54)も“それはないでしょう”というようなジェスチャーの後、拍手して喜んでいた。
松坂氏は「ニューボール滑りました」と苦笑い。それでも大観衆の中でのピッチングに「マウンドに向かってく景色がすごくいいなと。テンションが上がりそうだなあ、なんて思いながら立たせていただきました」と、感想を口にした。
「JCBオリジナルシリーズナイター」と題した試合で、スポンサーのJCBサイドからオファーを受けた際に「僕がファイターズのユニホームを着たいと言いました」。98年ドラフトでは、日本ハムなど複数球団から1位指名を受けた経緯があった。抽選で当てた西武に入団も「当時はこのデザインではなかったですが、ファイターズのユニホームを着る可能性もあったので、28年越しに? ユニホームを着させていただきました」と感慨深げだった。