<巨人1-5阪神>◇12日◇東京ドーム
巨人が連日の1発攻勢に沈み、首位攻防戦2連敗を喫した。阪神に2ゲーム差をつけられ、今季の直接対決での負け越し決定にリーチの苦境に追い込まれた。
先発井上温大投手(25)が、猛虎打線の勢いを止められなかった。初回に阪神3番森下、4番佐藤に連打を浴びて先制点を許す展開。さらに2点ビハインドの3回1死、森下に甘く入ったスライダーを右中間へ運ばれる28号ソロ。続く佐藤には内寄りのフォークを右翼席に運ばれ、5回4失点で降板した。
打線は阪神先発高橋にゴロの山を築かれた。6回に「虎キラー」ボビー・ダルベック内野手(31)の球団助っ人外国人では最多となる阪神戦1シーズン9本目のアーチで1点を返したが、流れはこない。直後の7回に3番手の船迫大雅投手(29)が先頭の佐藤にセンターへ運ばれる2打席連続、通算150本目の26号ソロを許し、反撃の機運がしぼんだ。
本拠地の連敗で東京ドームでは対戦成績は2勝9敗に。通算でも7勝12敗となり、勝ち越しには残り6試合全勝が必要になった。橋上秀樹監督代行(60)は「対策を練りながら細心の注意を払ってはいるんですけれども、なかなか結果としてね。気持ちよくホームラン打たせてしまうとなかなか難しいですよね。試合としては」と悔しさを押し殺した。