<巨人1-5阪神>◇12日◇東京ドーム
阪神高橋遥人投手(30)が3登板ぶりの12勝目を挙げた。序盤に援護を受け、6回1失点と危なげない内容。失点はダルベックに許したソロアーチだけ。勝ち切りたい試合で見せた、勝ち頭の真骨頂だった。
「最近、ずっとチームに迷惑をかけていたので最低限、試合を作れてよかったです。強いボールを投げつつ丁寧にと思って。いつものようにですけど、集中して投げました」。球宴休みやローテ再編があったため7月14日以来、約1カ月の白星だった。足踏みは2登板だけだったが、それでも反省が先に口をつくほど責任感は強い。「(村上)頌樹と才木が先発陣を引っ張ってくれているので、乗り遅れないよう頑張りたい。いつも(仲間に)勝たせてもらっているので。本当に」と謙虚に話した。
投げ合った井上温大とは球宴でキャッチボールや野球談議をして交流を深めた。勝ち数で猛追してきた若き左腕との「ハルト対決」に完勝して2差をつけた。防御率も1・93に良化。1・82のトップ村上を追っている。チームにとっても負けられない直接対決3連戦の第2ラウンド。初戦に好投した村上に続いて、きっちりと仕事を果たした。
▽阪神伏見(高橋に)「前回短いイニングでホームランも2本打たれていて、点も取られた中での今日の登板だったんですけど、彼もきっと不安な気持ちがある中での登板だったので、立ち上がりというか入りは丁寧にいこうねという話はしていた。今日はいつもと違う配球ができたなと。最少失点で投げてくれたのでナイスピッチングだったと思います」