<ソフトバンク10-4ロッテ>◇12日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンクが2試合連続の2桁得点でロッテに連勝し3連勝。初回、正木智也外野手(26)が今季自身5本目の先頭打者アーチとなる18号ソロで先制。シーズン5本は、92年佐々木誠に並ぶ球団タイ記録となった。5回には栗原陵矢内野手(30)が左翼へ2戦連発の32号ソロ、6回にも牧原大成内野手(33)が2戦連発となる4号3ランでダメ押しした。
◇ ◇ ◇
正木は1日楽天戦で16号2ランを放った翌日2日楽天戦から5試合で22打数2安打と調子を落としていた。悩んでいたベルーナドームでの西武3連戦中に近藤健介外野手(33)が練習中に近くで話している言葉が耳に入った。「何か軸足の回し方について話していて、『それいいかも』と思って」。手だけで打っていたのを、右足をしっかり回すイメージで打つと「めちゃめちゃよくなった」と8日西武戦では15打席ぶりの安打。9日西武戦では猛打賞と復調。「近藤さんにはお礼を言いました。『盗み聞きしました』って言いました。笑ってました」と、近藤に感謝した。
けがで開幕は出遅れたが出場2戦目の5月16日楽天戦から1番を任されている。小久保監督は「走力はないが、長打を警戒して他球団も嫌がっている感じもあるので、今のところ変えるつもりはない」と説明する。選球眼もよく、この日も2つ四球を選び得点につなげた。正木は「初回から長打が一番嫌だと思うし、四球も嫌だと思う。そのどちらかを取れるように」と、自身の1番打者像も確立してきている。【石橋隆雄】
▼ソフトバンクは正木、栗原、牧原大の3人が前日に続いて本塁打。同一トリオの2試合連続本塁打は18年8月9、10日に西武の森、山川、中村が記録して以来、8年ぶり。ソフトバンクでは南海時代の70年10月14日阪急戦、15日ロッテ戦で野村、門田博、山本忠が打って以来、56年ぶり。これでソフトバンクは24、25年に続いて貯金30の大台に到達。ソフトバンクの3年連続貯金30到達は54~56年、15~17年(16年は最終的に29)に次いで3度目。
∇ソフトバンク牧原大(6回に2戦連発となる4号3ラン)「カウント有利(3ボール1ストライク)で思い切ってスイングができた結果が本塁打につながった」