<オリックス4-12日本ハム>◇15日◇京セラドーム大阪
鉄腕が1軍の舞台に帰ってきた。日本ハム宮西尚生投手(41)が9点リードの8回から、4番手で今季初登板。「楽しむという感覚はさすがにないね。自分の中では今年1発目だったし、力みの方が強かった」。1回3安打2失点の内容に「1軍の独特の雰囲気もあるし、ファームと1軍のレベルの違いというところで、失投は逃してくれない」と振り返った。
通算901試合目の登板。まさに百戦錬磨の鉄腕だが、進化を止めることはない。2軍調整期間中にカットボールの習得に着手。新たな武器を携えて1軍に合流した。早速「2球か3球か放ったかな」と新球をお披露目。「しっかり決まれば全然いけるとは思うけど。まだ覚えたてなので力むとバランス崩すから、その辺が今日もろに出てしまった」と収穫と課題を口にした。
チーム浮上の鍵を握っている。夏場に入りリリーフ陣が疲れ気味。新庄監督から「ミヤがここから先、どういう活躍をしてくれるかめちゃくちゃ楽しみ」と期待を寄せられる。ベテラン左腕は「次抑えないと、というまた違うプレッシャーがあるけど、その辺はなんとかメンタルコントロールしながら調整したい」。酸いも甘いも知るベテランが1軍の戦力に加わった。