<広島5-2阪神>◇15日◇マツダスタジアム
首位阪神が最下位に甘んじる広島に痛恨の2連敗を喫した。2カードぶりの負け越し。広島戦の負け越しは今季2度目で、対戦成績は8勝8敗1分けの五分になった。2位巨人は負けたため、ゲーム差「2」は変わらない。
藤川球児監督(46)は「とにかくやるべきことがあると思いますけど、また明日きっちりと試合に向かうということになりますね」と切り替えた。16日に敗れればセ・リーグ相手には初の同一カード3連敗になる。何としても避けたいが、とにかく流れが悪い。
先発した大竹耕太郎投手(31)が誤算だった。1回に2点先制したが、直後に失点。3回は広島先発の斉藤優へのプロ初安打から逆転を許した。4回5安打3失点で今季8敗目。次回への課題を問われた左腕は「今から考えます」と言葉少なめにチームバスへ乗り込んだ。前日14日も才木浩人投手(27)が投手森下に決勝打を献上するなど4回3失点。先発が2試合連続で5回持たず降板するのは今季初めての出来事だ。
試合前には才木がコンディション不良により登録抹消された。勝負の夏場に昨季のリーグ連覇を支えた先発陣が試練を迎えている。16日の先発は伊原陵人投手(26)。直近2試合連続で5回持たず降板しているが、汚名返上となるか。
この1敗で藤川監督は通算100敗に到達した。それでも143勝しており、大きく勝ち越しているのは事実。己の力を思い出し、再び前進するのみだ。【只松憲】