<広島1-8阪神>◇16日◇マツダスタジアム
困ったときのテル様だ。阪神佐藤輝明内野手(27)が一振りで連敗ストップに導いた。初回に先制の28号2ラン。今季対セ初の同一カード3連敗を阻止し、連敗を2で止めた。
「いや、もう大きかったですね、チームとしてね」
初回2死一塁。広島森の3球目ツーシームをバックスクリーンに放り込んだ。3試合ぶりの1発が決勝2ラン。「先制点が欲しい試合だったので、良いバッティングができてよかったです」。これで勝利打点はリーグトップ16度目となった。
13日までの巨人との首位攻防3連戦(東京ドーム)では3戦連続の計4本塁打で3連勝に導いた。だが、前日までチームは2連敗で、デーゲームだった2位巨人が勝利し、負ければ1ゲーム差となる一戦。主砲がまたもここぞの豪快アーチをかけた。
これで伊原陵人投手(26)の先発日は今季8試合で打率4割2分9厘、5本塁打、14打点と強力援護。さらに、本塁打リーグトップの森下翔太外野手(26)に再び1本差に迫った。それでも「僕は自分の数字に集中して、やれることをやりたいですね」とキッパリ。18日からはヤクルト3連戦を迎える。「また京セラで頑張りたいです」。背番号8がチームの中心で打ちまくる。
▼阪神佐藤が今季16度目のV打点を記録し、阪神の連敗がストップ。阪神の連敗は今季15度あるが、そのうち佐藤のV打点で連敗を止めたのは4月26日広島戦、5月16日広島戦、6月5日楽天戦、6月13日オリックス戦、7月26日巨人戦に次いでチーム最多の6度目。昨年もチーム最多の6度あり、佐藤のバットが連敗を止めている。