<広島1-8阪神>◇16日◇マツダスタジアム
阪神伊原陵人投手(26)が5回2安打1失点で今季4勝目をマークした。4回まで許した安打は1本だけ。5回、モンテロに10号ソロを許したが、真夏の快投でアピールした。
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夏の甲子園は8強が決まり、高校球児の熱戦は佳境に向かう。伊原は智弁学園3年春に甲子園に出場し、強豪の大商大、社会人NTT西日本を経て、24年ドラフト1位入団と「エリート街道」とも言える道を歩んできた。
だが、高校野球の思い出を尋ねると、同学年のスター集団に圧倒された記憶だった。18年春季近畿大会の準決勝に智弁学園エースとして先発。相手はセンバツを制した大阪桐蔭だった。現中日の根尾昂投手(26)、ロッテ藤原恭大外野手(26)と対戦し、レベルの差を痛感した。
「同じ高校生と思えないようなスイングスピードだったり、体の強さ、戦い抜く体力だったり、みんな能力を持っていて、センバツ優勝のすごさを感じました。その一戦にすごく懸けていた思いはありましたし、全員が全力を出し切った中ではね返されたので、実力不足は感じましたね」
6回9安打で敗戦。あれから8年。阪神の背番号18としてプロ2年目シーズンは4勝目を挙げた。高校時代の悔しさが伊原をひと回りもふた回りも大きくさせた。【村松万里子】