【阪神】連覇へ仕上げは黄金リレー確立 躍進の快速コンビにベテラン&切り札復活で「最終形」は

広島対阪神 8回裏広島、阪神4番手の岩崎優(撮影・加藤孝規)

阪神は残り37試合。セ・リーグ連覇を目指して勝負の1カ月半に入っていく。カギを握るのはブルペンの必勝リレーで間違いないだろう。

今季は岩崎優投手(35)とラファエル・ドリス投手(38)のダブル守護神で開幕から戦い、ここに来て最速163キロの工藤泰成投手(24)と同161キロの木下里都投手(25)が台頭。工藤は1点差のセーブを2回経験。木下は複数イニングも含めセットアッパーとして大車輪の活躍をしている。この新旧リリーフエース4人が中心になるのは間違いない。

16日の広島戦(マツダスタジアム)では4人の逃げ切りリレーが実現しそうだった。先発した伊原陵人(26)が5回1失点と力投。1点差の6回から継投に入り、1番からの厳しい打順を木下が完璧に封じた。ドリス、岩崎がともに1回を3者凡退でつなぎ、最終回は工藤が用意していたとみられたが、点差が大きく飛来たためか、工藤は出てこなかった。

昨年は岩崎と石井大智投手(29)、及川雅貴投手(25)の3人を中心に最強ブルペン陣を誇った。優勝した年は必ずブルペンが絶対的な活躍を示してきた。石井はまもなく2軍で試合復帰を予定。問題なければ、ほどなく1軍に戻ってくる見通しだ。今年の「最終形」が注目される。