【阪神】下村海翔がAぇ!group佐野晶哉と語り合った夜「改めてすごいなと」小学生以来の再会

ノックを受ける阪神下村海翔(撮影・宮崎幸一)

阪神下村海翔投手(24)が「スーパーアイドル」の幼なじみに背中を押された。13日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初勝利。その夜、小学校の同級生であるAぇ!group佐野晶哉(24)から祝福を受けた。

「あれだけ有名になって、住む世界が違う存在なのに『俺なんかより絶対すごい』とずっと言ってくれて(笑い)。そんなわけないのに」

小学時代、何度も同じクラスになり、仲良くなった。佐野の家に遊びに行ったり、ゲームをしたり。当時から佐野は劇団四季の舞台「ライオンキング」に出演するなど活躍していたが「そのときから変わらず、普通に接してくれる」。プロ入り後も連絡を取り合う仲だった。

初勝利を挙げた喜びの夜。佐野から「おめでとう」と連絡をもらい、話していると、会いに来てくれた。「夜遅くまであっちは仕事をしていたみたいで、『この後もせりふを覚えなきゃいけないから』と。写真を撮って解散しました」。多忙の中でも、お祝いに駆けつけてくれた。会うのは小学生以来。だが「久しぶりな感じしなかった」とにっこり。互いの仕事の話題にも。「どんな仕事をしているか聞けて、改めてすごいなと。とんでもない世界でやっているなと。会えてよかったです」。わずかな時だったが、食事をしながら語り合った時間は下村にとって刺激的だった。

トミー・ジョン手術のリハビリ中も、テレビに映る幼なじみの姿を見るたび「すごい」と励まされてきた。打席での登場曲は同グループの「Again」を使用。今では、NHK連続テレビ小説「風、薫る」にも出演するなどマルチに活躍する佐野と、阪神のドラフト1位右腕。下村は「甲子園、来てほしいですね。僕程度じゃ呼べないです」と控えめに笑う。それぞれの舞台で輝き続ける。【村松万里子】

 

◆佐野晶哉(さの・まさや)2002年(平14)3月13日生まれ、兵庫県出身。小学4年からの2年間、劇団四季の舞台に出演し「ライオンキング」のヤングシンバを演じた。19年からAぇ!groupのメンバーになり、24年5月15日にCDデビュー。ドラムやピアノ、サックスなどの演奏も得意。NHK連続テレビ小説「風、薫る」に出演中。血液型B。