<日本ハム1-7ソフトバンク>◇18日◇エスコンフィールド
首位快走のソフトバンクが北の大地で大きな1勝を挙げた。
チームに白星を運んできたのは3番近藤健介外野手(33)のバットだった。1-1の同点で迎えた3回だった。無死一、二塁で日本ハム先発伊藤のフォークを捉えると、打球は右中間を割った。勝ち越しの2点適時二塁打。「1、2番で作ったチャンスを絶対に生かそうと思った。同点に追いつかれた後だったので、最高の結果になったと思う」。リーグトップの89打点。キャリアハイを更新すると、その後も2本のヒットを積み重ね、今季8度目の猛打賞。打率も3割1分3厘に引き上げトップのレイエスに5厘差に迫った。「打率は全然意識していないけど、打点とか長打はこれからもしっかり意識してやっていきたい。まあ、100打点はここまで来たら行ってみたい気持ちはあります」と笑顔で話した。
心に期すものがあった。北海道へ移動した前日17日に横浜高時代の監督だった渡辺元智さんの訃報(ふほう)が届いた。高卒でプロ入りした近藤にとっては人生最大の恩師といっていい存在だった。「本当に、高校3年間で今の僕があると思いますし、いい報告ができたんじゃないかと思う。もっともっと活躍して恩返ししてチームにも貢献したいと思う」。神妙な顔つきで話すと、きつく口元を引き締めた。