【巨人】山崎伊織が念じた「初心」2回までに3失点の苦境で粘れた理由「ちょっと意識変えて」

DeNAr対巨人 巨人先発の山崎伊織(撮影・浅見桂子)

<DeNA4-3巨人>◇18日◇横浜

巨人山崎伊織投手(27)が「初心」を念じていた。

「この4登板、ずっと同じ形やったんで。ちょっと意識変えて。初心に返って、6回3失点目指してと思ったんですけど」。

右肩のコンディション不良から復帰後、4試合とも回途中で降板していた。

球数少なく、少しでも長いイニングを-。昨季まで3年連続2桁勝利の先発の軸には、その責務も当然だったのかもしれない。ただ、現実はかみ合わずに、白星から2試合遠ざかっていた。その上で「初心」を見つめ返した。

試合はうまくいかない。「まず最初にああいう形になってしまったんで。相手のエラーで先制したのに、その裏にやっぱりああやって四球からの失点は反省ですし」と振り返る。1点リードの1回2死一、二塁、宮崎に2点適時二塁打を浴びて逆転された。2回も度会に適時打を浴びて、リードを広げられた。

ただ、ここで「初心」が生きる。「なんとかいろいろ、大城さんと考えながら。なんとか6回まで粘っていけたんで」。内角を突き、リスクの少ない配球を徹底し、何とか目標までたどり着いた。「最低限としてはあれかもしんないですけど。もったいない、なるべくしてはいけない失点の仕方なんで、そこはしっかり反省して頑張りたいと思います」と前を向ける結果までつなげた。

杉内投手チーフコーチは「ゾーン内に集まるようになったってとこですかね。コースから外れている球が多かったんで、初回、2回と。それはもう開き直って勝負いったんでしょうから」「修正してくれた。次回に期待しますよ」と評した。

決め球のフォークの精度はまだ十分ではない。「まだまだまだ、いい時に比べたらなんですけど」と現状理解しながら、「その分、他のボールで頑張れた部分もあったんで。そうやっていろいろ選択しながらやっていきたいと思います」と次を見た。