【とっておきメモ】故障再発よぎる恐怖心を乗り越え…ヤクルト高橋奎二3勝目

阪神対ヤクルト 阪神に勝利し、ファンの声援に応えるヤクルト高橋奎二(撮影・前田充)

<阪神1-4ヤクルト>◇20日◇京セラドーム大阪

ヤクルトが接戦を制し連敗を「2」で止めた。高橋奎二投手(29)が中11日で先発。6回8安打1四球5奪三振1失点の粘投で7月10日阪神戦以来、自身5登板ぶりの今季3勝目を挙げた。

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ヤクルト高橋は恐怖心を乗り越えてマウンドに上がっている。昨季は2度の故障離脱。今年も1月からリハビリ組のメニューをこなし、2月の春季キャンプから2軍で調整を続けていた。その中で投球を再開してからも、心理的にも完全な状態ではなかった。

「(痛みなどの)違和感はなかったけど、怖さがあった。徐々になじんでいった」

投球中に故障したわけではない。それでも投げるために動かす場所。再発も頭をよぎり、意識していなくても怖さは感じていた。「影響ないと思っていたけど、空回りしていたのかもしれない」と振り返った。

不安を抱えながらの日々も過ごした左腕はこの日で今季12試合目の登板。前回は3回途中6失点、前々回は6回7失点と悔しい結果に終わった。「前回、前々回と本当にボコボコにやられて。それでも僕を使ってくださったので、今日なんとかいいピッチングをして、チームの勝利に貢献できたらいいなと思っていた。1失点で抑えられたのですごく良かった」。今年は5月からとシーズン途中からにはなったが、ローテーションを守り続けるという目標を達成するためにも大きな勝利。心技体そろった“快投”を披露していく。【塚本光】

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