<阪神1-4ヤクルト>◇20日◇京セラドーム大阪
阪神下村海翔投手(24)が6回途中4失点で今季2敗目を喫した。2回までパーフェクトも、先制した直後の3回、武岡に同点ソロを浴びた。初めて許した安打が同点弾だった。その後、粘ったが、1-1の6回2死一、二塁から、内山に右中間への2点適時二塁打を献上して交代。球数は自己最多タイの101球。6安打5三振1四球。自己ワーストの4失点だった。
「6回は2死までいって、あそこで何とかというところだったんですけど、粘りきれなかった。あそこで抑えられる力をつけないといけないなと思いました。勝負した結果、打たれてしまった。そこは力不足。あそこで粘れる投手になれるようにしていきたい」
入団1年目に右肘トミー・ジョン手術。長いリハビリを乗り越え、前回13日巨人戦(東京ドーム)でプロ初勝利を飾った。「浸っていてはダメだと思う」。初勝利の喜びをグッと抑え、初めて中6日で登板。先発ローテのステップを踏みたいところだった。だが、プロの世界は厳しい。踏ん張り切れなかった。壁に阻まれた。藤川球児監督(46)は「いくつも壁はあると思いますからね。乗り越えて行かなきゃいけないところはありますけど、挑戦することですね」と奮起を促した。壁は打破する。乗り越えていく。右腕の挑戦は続く。【林英樹】