<巨人2-0広島>◇21日◇東京ドーム
巨人投手陣が完封リレーで辛勝した。先発のスペンサー・ハワード投手(30)が73球、5回3安打無失点。6回以降も鉄壁の中継ぎ陣がシャットアウトした。
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巨人ハワードは、グラウンドの外でも器用さが光る。家族が来日中でも、妻に代わりキッチンに立つことがしばしば。3年ほど前に始めた料理に「腕がいいかは怪しいけど、得意なモノは作れる。自炊の方が安いし、おいしいから」と照れくさそうに明かす。
自信をもって作るのがステーキだ。調理法に工夫を凝らすのがハワード流。塩こしょう、ローズマリー、ハーブを使って肉に味をつける。その後が重要で「いきなりオーブンに入れると均一に火が通らない」と、3時間お湯の入った袋に漬けてから焼いていく。そうすることで中まで火が通り、よりおいしく仕上がる。「(調理法は)一般的。ただ、やっている人はあまりいない」と手間を惜しまずとことんやり抜く。
けがで離脱していた時期は、チームメートのウィットリーを自宅に招いた。手料理を振る舞うと、ウィットリーは「おいしい。料理が上手」と絶賛。1軍の試合をチェックしながら、異国の地でのおうち時間も充実させた。
この日はマウンドでチェンジアップ、スライダーを多彩に操った。「的を絞らせない投球を意識できた」。5回無失点で初対戦の広島打線を完璧に“料理”。来日2年目の右腕は、持ち前の器用さで白星も積み上げていく。【北村健龍】