【とっておきメモ】西武中村剛也、冬か夏なら「絶対に夏」照準に苦しいチーム救った満塁弾

楽天対西武 11回表西武2死満塁、代打中村剛也は満塁本塁打を放つ(撮影・野上伸悟)

<楽天4-6西武>◇21日◇楽天モバイル最強パーク

西武中村剛也内野手(43)が自身通算23本目の満塁本塁打を放った。プロ通算482号本塁打となった。

延長11回2死満塁、代打で登場すると楽天泰の直球を左翼席へ放り込んだ。

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おかわり君が満塁本塁打で試合を決めた。プロ通算25年目、43歳のスラッガーとして通算482本目のアーチを架けた。2軍で今季は2本、グランドスラムを打っているが「えーっ、いつ以来っすかね?」と自身ではあまり把握していなかった。21年8月22日のオリックス戦以来の満塁本塁打で試合を決めた。

今年は少し軽めのバットを使っている。昨季は“牛骨バット”を試したことがあったものの、やめた。「面白くないかも。打ってて。打球を乗せる感じを大事にしたいから。はじく感じにしちゃったら、面白くないじゃないですか」。生粋のアーチストとしてそうやって、現役最多の本塁打をかっ飛ばして、素晴らしい存在感を示してきた。

1軍昇格は夏場になったが、2軍首脳陣たちは「今年のサンペイ(中村)は去年とは全然違って状態がいい」と証言する。昨春キャンプは高知・春野に雪が降り「めっちゃ寒かった。気温、マイナスですよ、マイナス。こんなんじゃ動くのもきついよね」と嘆いていたが、今年は温暖な春野でじっくり仕上げた。冬か夏なら「絶対に夏」と言い切る季節に、若いチームを救ってみせた。【金子真仁】