【中日】井上監督「花田旭はこれからの子、経験させたい」8回同点許した守備に/一問一答

中日対ヤクルト 8回表ヤクルト2死二塁、井上一樹監督(右)は石伊雄太と言葉を交わす(撮影・森本幸一)

<中日5-4ヤクルト>◇22日◇バンテリンドーム

中日は延長戦を制し、今季5度目のサヨナラ勝ちを決めた。2連勝で4カードぶりの勝ち越し。借金を17に減らした。対ヤクルト戦はこれで5連勝となった。

序盤から得点を奪い合うシーソーゲームの展開。8回に2度目の逆転を許したが、その裏に細川成也外野手(28)が2試合連続となる起死回生の同点21号ソロを放ち、再び試合を振り出しに戻した。

延長10回は5番手斎藤が1回を3者凡退に抑えると、その裏の攻撃で相手の失策を起点に好機を作り、最後は細川の押し出し四球でサヨナラ勝ちを決めた。

井上一樹監督(55)の試合後の主な一問一答は以下の通り。

◇   ◇   ◇

-サヨナラ勝ち

シーソーゲーム。いろいろなことがあったので、何から話せばいいのかって感じですけど、しぶとく、取られ追い付き、というゲームをものにしたのはすごく大きかったですね。

-安打は少ないが長打で得点

福永の先頭バッターホームランを見たときに「よっしゃ今日はみんな打てるだろう」というような、ちょっと僕もみんなのバットにすごく期待しちゃったんですけど、向こうの増居投手が変幻自在にといいますか、うまいことかわして投げるピッチングに翻弄(ほんろう)されたという。なかなかヒットが出ないので、おやおや、というのが伝染してしまったと思います。

-7回の好機で石川昂に代打石伊

まあそれはもう、決断を下すのは僕なので。昂弥にバントという選択もあったんですけど、確率の高い石伊の方を選びました。バントがうまくいかないかという作戦面の中で、昂弥を引っ込めるというのは僕の中であまりないんですけど、ここは勝負だと思って石伊を送ったという形ですね。

-最後は細川が四球を選んだ

主力というか、うちの看板選手。今でいえば、細川、ミゲル、石川とかクリーンアップ打たせてる選手が打つと、盛り上がり、チームの活気っていうのは今日も福永が先頭バッターでたいしたもんだなって思いましたけど、やっぱり追い越されて落胆してたところでの細川の1発は大きかったですね。細川には引っ張ってってほしいです。

-土田は勝ち越し打

あそこは大きかったですね。その前も決して悪いバントではなかったと思うけど、向こうのフィールディングの良さで封殺されたあとに、どよーんとした感じのものを感じつつの土田だったので、そういったのを何も気にしないのがあいつらしい。なので土田はこれから、村松がああなった以上は責任感を持って試合に出てほしいなと思います。

-マラーは好投した

ずっと安定してるので、勝ち星をつけてあげたかったけど、本人は今、ベンチでもですけど、チームが勝つことがベストだって、フォアザチームって形で、本人は勝ち星を追い求めていくんでしょうけど、チームの勝ち優先ってこともあるので、次の登板もあるので、そこで彼にもぎとってほしいと思います。

-7回2死二、三塁での代打阿部の意図は

歩かされるのは分かってましたよ。石伊をその前に代打で出してる。そこで加藤のところで出すって決めてたので、加藤をもう1回ってよりは、仮に歩かされなかった場合はうちの切り札なので、阿部は。阿部のあとに福元ってのも決めてたので、勝負の手だと思って出したということです。

-8回で逃げ切りたかった

もちろん。そこを言い始めたらキリがないですけど、(吉田は)3連投だったんですよね。でも、いけますってことだったんで、残り試合も少ないってことでいかせたってのが無理させちゃったかなと。でも、それを承知で本人もやりたいって気持ちをかったので、悔いはないです。追い越されてしまったけど、助けてもらうことの方が多かったので、これからも2人には頼っていかないといけない部分はあるので、しまったなってことは思わないし、思わないようにしたいです。

-8回の同点打の守備は

あれね。捕れる思ったけど、野球のセオリーでは一塁ランナ-をかえしちゃいけないってことで、深く守ってたと。花田の前に落ちたので、ダイビングキャッチとかスライディングキャッチとかは言わなかったにしても、あのへんが捕れるようなセンターになってほしいなという思いはあります。(花田)旭はこれからの子ですから、魅力も満載なので、そういうところを経験させたいなと思います。