<巨人2-3広島>◇23日◇東京ドーム
広島サンドロ・ファビアン外野手(28)が好守で奮起した。打っては2安打。守備でも5回2死満塁から、坂本勇人内野手(37)の痛烈な打球を好捕した。
「今日はみんなが『何としても点を取る』という強い気持ちを持ってグラウンドに入った。ヒットも2本打つことができて良かったです。何よりチームの勝利に貢献できたことが本当に嬉しいです」
ただし、走塁ではヒヤッとする場面も。2-2の8回1死一、三塁で秋山翔吾外野手(38)が左犠飛を放ったが、一塁走者のファビアンもタッチアップで二塁を狙った。左翼からの返球で際どいタイミング。ヘッドスライディングでタッチをかいくぐり、セーフとした。巨人がリクエストを要求。リプレー検証の結果、判定通りセーフとなったが、三塁走者・菊池涼介内野手(36)の生還のタイミングとほぼ同時。大型ビジョンの映像にも映し出され、結果が出るまでハラハラドキドキの時間を過ごした。
ファビアンの方が先にアウトになっていたら、菊池の生還はなかったことになる。果敢に次の塁を狙う姿勢は買えるが、ひとつ間違えば“暴走”になるところだった。ファビアンは「行きすぎた部分があった。セーフになったけど、普通に考えたら、あまり良くないプレーだった」と反省。僅差で、しかも終盤の勝負所。ベンチではすぐさまコーチから指導も受けたようだ。ヒーローの秋山は「本人もすごい反省はしていたので。ちゃんと素直にやってくれる選手なので」とフォローしていた。