「日本一コンビ」が逆転優勝へののろしをあげる。巨人田中将大投手(37)が直接対決となる29日の阪神戦(甲子園)で先発を託されることになった。3連戦の第2戦。ゲーム差3・5で首位を追う中で、出番がやってきた。25日ヤクルト戦(神宮)では、右肩のコンディション不良で離脱した山崎に代わり、則本昂大投手(35)が緊急先発。13年に楽天を日本一に導いた大ベテランの2人が投手陣の苦境に立ちあがる。
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まなざし鋭く、静かに燃えた。気温34度の川崎市・ジャイアンツ球場。則本は「チームとしてもほんとに勝負の終盤になってくる。いい流れを持ってこられるようなピッチングができたらなと思います」とあごから汗を滴らせ、1軍復帰戦を見据えた。
事態は急転した。25日に先発予定だった山崎が再び右肩コンディション不良を訴え、急きょの出番がやってきた。7月10日に2軍降格し、真夏を2軍で過ごしてきた。4試合先発で回り、「下向いてる暇はない。常に1日1日を大事に、元気にっていう感じではいました」と準備を整えてきた。柔軟性を高めるエクササイズやトレーニングで、己を見つめ直してきた。
経験豊富ゆえに、先発陣の危機に頼もしい。「まだ残り30試合ぐらいある。前を見すぎず、自分たちが、僕も含め、1人1人がやるべき事をやっていけば、その先がある」。6連戦の初戦。その言葉を体現する。