【西武】平良海馬160キロ連発!3位日本ハムとのゲーム差広げた価値ある1勝 史上初の快挙も

西武対日本ハム 7回表、無失点に抑える西武平良海馬(撮影・黒川智章)

<西武3-1日本ハム>◇25日◇ベルーナドーム

西武は負けない。投げては、平良海馬投手(26)が7回6安打無失点に抑え10勝目。打っては、仲田慶介内野手(27)が3打点。投打がかみ合い、日本ハムとの2連戦初戦をものにした。11日以降は4カード連続勝ち越し中。この間、10勝3敗、2週間で首位ソフトバンクとのゲーム差を8・5から5・5まで縮めた。派手な勝ちは少ないが、僅差(きんさ)の試合を確実に拾う獅子が、鷹を追い上げる。

   ◇   ◇   ◇

平良が史上初となる「30セーブの翌年に先発で10勝」を達成した。ただ、ピンチをしのいでもガッツポーズをしない剛腕は「本当に運が良かったなというのもありますし、なるべく0点で抑えた結果がついてきたかな」と淡々だ。史上初という冠にも「まぁ、そんなに」とさほど響いていない。

「160」でどよめかせた。6回2死一、二塁。日本ハム5番有薗にギアを上げた。6球中5球が直球で、球速は5球とも球場表示で160キロ。もう80球以上投げているのに。「ウエートトレとかはまさに、疲れているけど速い速度で上げることをしているので、そういう練習をしている成果なのかなと思います」。メジャー球団の視察もある中、強烈な能力を示した。

自己最速は測定機器で出した「160・8キロだったと思います」とし、この日は「160・0」だったため更新はならず。それでも「コントロールしにいくところもありますし、でも可能性はあると思っていますね」と話す。これで強力先発陣の先陣をきってのシーズン10勝目。チームも3位日本ハムに4ゲーム差を付ける大きな勝利で、今季最多の貯金19まで残り「1」に迫った。この日2三塁打&3打点の仲田の台頭など、戦力や選手層は間違いなく上向きといえる。獅子には5・5ゲーム差の首位ソフトバンクを追うだけの力が十分に備わってきた。【金子真仁】

▼西武平良が10勝目を挙げ、23年以来自身2度目の2桁勝利。昨季の平良は抑えを務めて31セーブを挙げたが、30セーブ以上した翌年に2桁勝利するのは、82年30S→83年10勝の斉藤明(大洋)15年39S→16年10勝の増井(日本ハム)に次ぎ3人目。斉藤明の83年はすべてリリーフの10勝、増井の16年は先発6勝、リリーフ4勝で、30セーブの翌年に先発だけで10勝するのは平良が史上初めてだ。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>