<西武1-9日本ハム>◇26日◇ベルーナドーム
日本ハム達孝太投手(22)が自己最多131球を投げ、今季初の完投で7月31日以来の4勝目を挙げた。2位を争う西武を相手に、6安打でソロ本塁打による1失点のみ。プロ入り初の2ケタ奪三振もマークした。チームの連敗を3で止め、西武とのゲーム差を3に戻した。先発ローテーション変更で巡ってきた機会に、結果で応えた。
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8回を終えた時、新庄監督が近寄ってきた。「最後まで投げたい?」。達はきっぱり言った。「投げたいです」。9回にこの日最速の152キロをマーク。2死二、三塁のピンチを招くも西武岸を打ち取って今季初完投、自己最多の131球を投げ4勝目を挙げた。
「ここ(ベルーナドーム)は暑いので、水分補給して倒れないことだけに集中していました。それが良かったんですかね」。冗談めかして振り返る。当初先発予定だった加藤貴が24日に体調不良を訴え、22日ロッテ戦先発を雨で流していた達に出番が回ってきた。
新庄監督から「もっと使ってみたら」と言われたカーブと速球のコンビネーションが良く、6安打1失点。プロ入り初の2ケタ奪三振もマークした。「あまり変な事を考えず、変化球をど真ん中に投げたのが良かったのかな。三振はこれまでも意外に取っていないんで。27人三振取れるように頑張ります」。どこまでが本音なのか、つかませないのが真骨頂かもしれない。
ただ、約1カ月の中継ぎ経験を経て先発ローテーションに戻ってから、安定感バツグンなのは確かだ。登板4試合はすべて6回以上を投げ、自責も2点以下。この間の防御率は1・55。「ちょっとブルペンがへばってきたんで、完投出来て良かったです。エスコンに戻っても大事な試合が続くので、球場に足を運んでください!」。エース伊藤が1軍を離れた今、達にかかる期待は大きい。【沢田啓太郎】