【巨人】田中将大「楽しみでもあり不安でもあり」大投手が語った不安克服術 29日甲子園で先発

阪神対巨人 キャッチボールする巨人田中将大(撮影・上山淳一)

巨人田中将大投手(37)のひと言に報道陣が思わず聞き返した。阪神との3連戦、29日の第2戦での先発マウンドを託される。前日28日の練習後に心境を問われ、「うーん、どういう言葉が適切なのか」としばし考え込み、続けた。

「楽しみでもあり、不安でもあり。なんで不安かと言うと、どれだけ自分にとってもチームにとっても大事かは分かっているし、だからこそ不安にもなる。ただマウンドに上がった時にはしっかりと自分の投球、対戦する打者に対してフォーカスしてゲームに入っていけるように。ここからそういう時間の使い方をして、ゲームに入っていけたらなと思ってます」。

日米で比類なき経験を積んだプロ20年目の大投手の、偽りない本音だった。不安は今回に限ったことなのか。答えは「普通ですよ」。毎回、それを乗り越えて、登板日、第1球を迎えてきた。「自分のやることに集中し、準備し、向き合っていく中で、(不安は)消えていく」。大一番でも、同じ過程を踏み、勝利のために尽くす。

甲子園は駒大苫小牧時代から存在証明を繰り返した場所だ。「申し子」は聖地で今季2戦2勝と、存在感を増す。6月に2軍降格後、真夏をかけて再昇格の場をつかみ、それが甲子園だった。優勝争いの最中で投げる上で大事にするのは「自分らしくいること」。己を誇示してきた球場で、37歳の今をぶつける。

阪神大竹耕太郎-巨人田中将大 オリックス高島泰都-ソフトバンク大津亮介他/29日予告先発