<オリックス0-2ソフトバンク>◇28日◇京セラドーム大阪
ソフトバンクの前田悠伍投手(21)が快投劇を演じ、開幕から無傷の11勝目を挙げた。
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前田悠は26年を「勝負の1年」と位置づけていた。「3年目で活躍しないと…。『終わりやな』っていうか、ずるずるいっちゃうと思うので」。高卒3年目。1軍で頭角を現すか、2軍でくすぶったままか。後者の選手は山ほどいる。1つの分岐点になることを肝に銘じ、悲壮感のような感情を持ってシーズンインした。
甘さを捨てた。オフから自らと向き合う日々。周囲の食事の誘いを断ることも少なくなかった。自己管理を徹底。全てはこの世界で大成していくためだった。「今日をサボってしまったら、5年後もずっと2軍で暮らしているとか…。そういうのを考えると今をやらないといけない」。今年で21歳を迎えた。まだ若手も、どこまでもストイック。ぶれない信念こそ、左腕の強さなのかもしれない。
今季は開幕2軍スタートとなったが、あれよあれよと勝ち星を積み上げ、ついに無傷の11連勝だ。プロ3年目で募った危機感、覚悟は本物だった。【佐藤究】