【西武】若き日の栗山巧が付けた「52」背負う篠原響明かす「なんとなく54番かなって」の理由

西武対楽天 8回表終了後、ベンチに引き揚げる西武3番手の篠原響(撮影・江口和貴)

西武篠原響投手(19)はまだ福井の高校生だった2年前の秋、プロでの背番号が「52」に決まった時の感想を覚えている。

「なんとなく流れ的に54番かなと思ってたんで、52番って言われたんで、あ、惜しいな~と」

なぜ54番だと。

「中学のチームは54番を付けてたんで。自分で選んで54番にしてました」

なぜ54番に。

「小学生の時は9月20日生まれだから20番を付けてたんですけど、5×4が20だからっていう適当な理由で54番にしました」

そんなニアピンナンバーが実は、大先輩の栗山巧外野手(42)が入団当時に付けていた背番号だったというのは、後に知ったこと。栗山の引退に加え、高卒2年目にしての自身の活躍もあったことで「52」が再び脚光を浴びている。

「今年は栗山さんもところどころ52番を使うことがあるので。思いがある番号を自分がいま付けているのはすごいタイミングだなと思いました」

栗山が引退試合に備えて1軍合流した28日、リリーフとして今季26ホールド目を挙げた。30日は全員が背番号1を付ける。高校時代にエースナンバーをもらえなかった篠原も。

「人生初の1番なんで。あ、小学校で1回だけ付けましたけど、ほぼ付けたことないので」

ちょっと楽しみ。篠原の登板イコール、勝つ流れがでてきているということ。「52番の大先輩の、栗山さんみたいな選手になりたいです」。次代のエース候補として、去りゆくレジェンドに安心を届けたい。【金子真仁】