<阪神-巨人>◇29日◇甲子園
阪神のブルペン陣が勝負どころに来て充実してきた。
28日の巨人戦は好投の村上頌樹投手(28)を7回で代え、8回は新セットアッパーの木下里都投手(25)がぴしゃり。
3点リードの9回は工藤泰成投手(24)が締めた。160キロ連発で3者凡退。4登板連続のセーブシチュエーションで期待に応えた。今月2日にプロ初セーブを挙げてから、6セーブ目。内容も文句なしで風格も漂ってきた。
数字も守護神にふさわしいものが並ぶ。防御率は28日で0・99に下がった。1回に出した走者を示すWHIPは0・99。奪三振率も2桁を超え、1四球に対しての奪三振数を示すK/BBは5・00と抜群。残り1カ月強、このままの調子で走り切れるか。
今季の抑えは岩崎優投手(35)にはじまり、調子を見ながらラファエル・ドリス投手(38)とダブル守護神で進めてきた。ドリスが19セーブ、岩崎が11セーブ。経験豊富なベテラン2人が9月以降、本調子を取り戻せれば最高の形ができ上がる。
復帰が近い石井大智投手(28)や、復活気配のメンバーも多く、総力戦への準備が着々と進んでいる。