<日本ハム9-7ロッテ>◇29日◇エスコンフィールド
日本ハムが二転三転のシーソーゲームを制して3連勝。4カードぶりの勝ち越しを決めた。5回、ロッテ山口の右越えソロなどで、再び1点のリードを許したが、その裏、今川優馬外野手(29)に逆転3号3ランが飛び出して、試合をひっくり返すことに成功した。
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代打弾男がスタメンでもかっ飛ばした。今川が1点を追う5回1死二、三塁で、左翼側ブルペンに逆転3ラン。「感触は完璧。びっくりしました」。今季1、2号は、いずれも代打で放っているがスタメンは5度目での“1号”になった。
モイネロら“左腕キラー”として売り込んでいたつもりが、左腕小島が先発だった前夜の試合でスタメンから外れた。「あるかなと思った中で外れた。僕以上に若いいい選手がたくさんいる中、与えられたチャンスでしっかり結果を残せるように。コツコツ自分にできることをやるだけ」と集中力を研ぎ澄まし、今季初の決勝打点を挙げた。
地道に続ける“同級生討ち”も1つ、クリアした。同世代のロッテ小野とは2度目の対戦で、初安打が本塁打。「僕、社会人から1番遅くプロに入っているので、先に入った同級生たちを打っていくのを目標にやっているんです」。この日、1、2打席目で四球を選んだジャクソンも「同級生(96年世代)なんです。球がえぐくてやばいなと思ったのですが、フォアボールを取れたので楽に(本塁打の)3打席目を迎えられた」と、逆転弾の布石にした。
その上で「次はジャクソン投手と上茶谷投手、この前打てなかった甲斐野投手から打ちたい」と、ミッションコンプリートへの道を、思い描いた。
6回1死一塁の守備では左前に落ちるかという山口の打球をダイビングキャッチし「外野手にいい選手がたくさんいるので全部でアピールしないと」。全身から執念パワーを放出し、逆転優勝への波をつくりだす。【永野高輔】