<阪神-巨人>◇29日◇甲子園
巨人田中将大投手(37)が2カ月半ぶりの1軍マウンドで試合を作るも、粘りきれなかった。
3回までは毎回走者を出しながらも、持ち前の制球を生かした投球で0を重ねた。しかし4回、1死から阪神佐藤に二塁打を浴びると、2死二塁から高寺を申告敬遠して一、二塁となってから坂本に先制適時打を浴びた。さらに2死一、三塁から元山の内野安打で2点目を献上した。
5回にも先頭の近本に二塁打を浴びて無死二塁とピンチを背負った。その後2死三塁まで粘るも、佐藤を申告敬遠の後、大山に中前適時打を浴びた。3失点目を許してそのまま降板。悔しそうな表情でうつむいたまま、歩いてベンチに下がっていった。90球を投げて、5回途中7安打3失点5奪三振だった。
6月11日楽天戦以来となる1軍舞台で今季2戦2勝の甲子園。2・5ゲーム差で勝てなければ阪神にマジック点灯という大一番を託された。前日には「楽しみでもあり、不安でもあり。なんで不安かと言うと、どれだけ自分にとってもチームにとっても大事かは分かっているし、だからこそ不安にもなる。ただマウンドに上がった時にはしっかりと自分の投球、対戦する打者に対してフォーカスしてゲームに入っていけるように」と素直な胸中を明かしていた右腕だったが、今季4勝目はならなかった。