<西武1-0楽天>◇29日◇ベルーナドーム
楽天は「スミ1」で敗れ、12球団最速で70敗に到達した。西武先発の隅田に完封を許し、借金は今季最多を更新する25。西武戦の今季負け越しが決まり、同戦は7連敗となった。
先発の早川隆久投手(28)は1失点完投も報われなかった。初回、1番カナリオに2球目の低めチェンジアップをバックスクリーン右に運ばれ、先頭打者本塁打で先制点を献上。以降は23人連続でアウトを奪うなどほぼ完璧な投球内容だった。8回109球、3安打1失点で今季初完投も、打線の援護なく6敗目。吉井理人監督(61)は「良かったと思いますよ」と左腕をたたえた。
打線は1週間前の前回対戦で8回無得点と抑えられた隅田に、この日も沈黙した。一度も二塁を踏むことなく散発3安打で完封された。吉井監督は「前回の反省から個別で狙い球を絞っていく作戦に変えたんですけども、みんな狙った球をしっかりファーストスイングで捉えることができなかった。その精度を上げていかなくちゃいけないかなって感じました」と振り返った。
1点を追う7回に先頭辰己涼介外野手(29)が左前打で出塁する。しかし、辰己は続く宗山塁内野手(23)の打席で牽制(けんせい)で誘い出され、一、二塁間で挟まれて盗塁死となった。そのシーンについて指揮官は「あれはグリーンライトのサインだったんで、そこはもうランナーの判断になるので、そういうサインを出してるこっちの責任なんで、ランナーはしょうがないです」と責めなかった。