【中日】井上監督「マラー責めることはできません」打線沈黙完封負け 3位DeNAとの差4・5

DeNA対中日 中日先発のカイル・マラー(撮影・足立雅史)

<DeNA1-0中日>◇29日◇横浜

中日は今季13度目の完封負けで、3カードぶりに負け越した。CS進出を争う3位DeNAとのゲーム差は4・5に広がった。井上一樹監督(55)は「エンカーナシオンに1発を食らったマラーを責めることは全くできませんよっていう。あれだけ仕事をしてくれた中で打線が援護できなかったことに尽きるかな」と、振り返った。

2戦連続で終盤に逆転負けを喫し、嫌な流れを断ち切りたかった一戦。後半戦絶好調の先発カイル・マラー投手(28)は2回、先頭のエンカーナシオンに先制ソロを浴びたが、以降は粘り、6回1失点とゲームをつくった。マラーも「ピンチがあった中でしのげた部分も多かった。それでも一振りで1点を失ってしまったっていうのは、悔いが残る部分です」。感覚が良くなかったという中でもゲームをつくれた一方、エンカーナシオンへの1球を悔やんだ。

打線はDeNAの変則右腕平良を攻略できず。3回には先頭のマラーが中前打で出塁したが、後続が倒れて無得点。4回にはサノー、石川昂の連打で無死一、二塁の好機をつくったものの、上林、山本、加藤が3者連続三振に倒れた。6回にも1死一、二塁と好機をつくったが、平良から代わった変則左腕・岩田の前に、上林の代打として前日29日にソロ本塁打を放ったドラフト6位花田が遊ゴロ併殺。再び好機を生かせなかった。

上林は第1打席で左前打を放っていたが、井上監督は代打起用について「(左打者の)上林に対して左(投手)の岩田くんは分が悪いっていうのは百も(承知)。(花田)旭だったら、なんとかしてくれるかなってところでの交代。打たされた旭は次に生かしてくれれば」と説明した。

マラー降板後の救援陣も、ピンチを招きながら無失点。1点差を保ったが、打線が最後までかみ合わず、逆転には至らなかった。

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