<西武4-1楽天>◇30日◇ベルーナドーム
楽天は今季の勝ち越しがなくなった。西武栗山巧外野手(42)の引退試合として行われた一戦で敗れ、同一カード3連敗。借金は今季最多を更新する26となった。
先発の岸孝之投手(41)は5回先頭の渡部に先制ソロを被弾。その後、滝沢、外崎、カナリオに連打で続かれ、2点を奪われた。西武時代に10年同僚だった栗山とはこの日2度対戦。右腕は第1、2打席ともに左飛に打ち取った。
5回6安打3失点で4敗目を喫した岸について吉井理人監督(61)は「良かったと思います。1イニングだけちょっとやられましたけども、すごい強い球投げてましたし、いつも通りの岸だったと思います」と評価した。
後を受けた中継ぎ陣は6回の西口直人投手(29)、7回のジュニオル・マルテ投手(31)がともに無失点でつないだ。8回の泰勝利投手(22)は長谷川にソロ本塁打を浴び1失点した。吉井監督は「泰も含めて、みんなしっかり積極的に攻めてくれてたんで。失点するしないは相手あるスポーツなんで、そこはもうとやかく言うつもりはないですし、今日はもうみんな攻める姿勢見せてくれたんで良かったと思います」と話した。
打線は相手先発の武内を攻略できず、8回3安打1得点に封じられた。6回に中島大輔外野手(25)が適時三塁打で1点を返すにとどまった。指揮官は「わりと甘い球来るんで、それ狙おうって話だったんですけども、昨日と一緒でそれを捉えられてないんで。やっぱり技術的な問題だと思うんでね。また戦術のところももっと違う方法を考えていかなきゃいけないかなっていう風に思ってます」と語った。
この日の敗戦で今季成績は45勝71敗1分けに。残り26試合で全勝しても勝率5割止まりとなり、勝ち越しの可能性が消滅した。