【ソフトバンク】山川穂高「おかわり打法」で復活へ「力感のない感じで」2日2軍戦で実戦復帰

30日、フリー打撃の合間に笑顔を見せるソフトバンク山川穂高

不調で2軍調整中のソフトバンク山川穂高内野手(34)が「おかわり君打法」で復活を目指す。目の感染症にかかり2週間ほど離脱していたが、1日のファーム・リーグ中日戦(ナゴヤ)から実戦復帰する。

8月28日に2軍本隊に再合流し、3日間打撃練習を行った。「びっくりするぐらいよかった。すごく素直にバットが出て、素直にボールが飛んでいく。全然力入れていないけど、すごく飛んでいた」。フリー打撃中、打球の変化に驚いたようで、笑みもこぼれた。

取り入れたのは西武時代にともにプレーした中村剛也内野手(43)の打撃スタイルだ。「中村さんの打ち方が、僕個人としては理想的だなと。力感のない感じで、素直に一番シンプルな打ち方」。西武に13年ドラフト2位で入団し1、2年目の途中までは、まねをしたがやめた。「そこから我流でここまできたけど、また新たに参考にして」。軸を意識してクルリと回転。中村剛は通算482本塁打、43歳の今季も満塁弾を放っている。「あの人は力はあるけど、力で打っていない。僕はどちらかというと力で打ちたい。でもこの3日間、力を使わず打ったのに、力を入れている時よりも飛んだ。だからおもしろい」。

今季は9本塁打を放つも打撃不振で6月1日に出場選手登録を抹消。そのまま2軍暮らしが続いている。目の不調で離脱した2週間は「頭の整理、野球人生の中での打撃を整理した」という。新打法は年齢、体調などいろいろ考えた末での新たな挑戦だ。「9月ですし、チームも順調に勝ち上がっている」。小久保ホークスは優勝マジックS21でリーグ3連覇へ突き進む。1日も早く再び1軍戦力へ。貪欲に打撃を追求し続ける。【石橋隆雄】