独立リーグのBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズは1日、辞任した清田育宏監督(40=元ロッテ外野手)に代わって、角晃多代表取締役社長(35)が監督代行に就任することを発表した。代表取締役社長との兼任で、残りシーズンの指揮を執る。
角社長は東海大相模(神奈川)から08年育成ドラフトでロッテ入り。主に外野手としてプレーし、12年には支配下昇格も1軍出場はなかった。14年に戦力外通告後は武蔵(現埼玉武蔵)で現役を続け、18~22年まで監督を務め、23年に球団社長に就任した。父は巨人などで通算99セーブを挙げた角盈男さん(70)。
角監督代行はこの日、公式ホームページでコメントを発表した。「このたび、シーズン終了まで監督代行としてチームの指揮を執ることとなりました」と就任のあいさつ。「シーズン終盤のこの時期に私が最も大切にしたいのは、選手たちが野球に集中し、これまで積み重ねてきたものを最後までグラウンドで出し切れる環境をつくることです。
そして、その『熱』を球団に関わる全ての方々へ届けることです」と意気込みを語った。
異例のフロントと現場の両トップを兼任することになるが、「私は球団の代表取締役社長であり、同時に、このチームを預かる責任を負う立場でもあります。どのような状況であってもチームを止めることなく、選手たちを前に進ませ、ベアーズという球団を未来につないでいくことが、今の私に課せられた責務だと考えています」と、4年ぶりの現場復帰への決意を語った。
清田前監督(40)は一部週刊誌で不倫疑惑などが報じられ、8月27日付で監督としての活動を控えており、同31日に辞任を申し出た。球団も同日、私生活に関する真偽などを認定する立場にないとし、監督としての仕事ぶりに「問題があったとは認識しておりません」と調査結果を公表したが、同監督からの申し出を受理し、退任を発表していた。