【阪神】佐藤輝明が単独トップ32号「まだまだある。1打席1打席集中」9回2死から意地の1発

ヤクルト対阪神 9回表阪神2死、ソロ本塁打を放ちナインとタッチを交わす佐藤輝明(撮影・垰建太)

<ヤクルト5-3阪神>◇2日◇神宮

阪神佐藤輝明内野手(27)が2戦連発となるリーグ単独トップの32号ソロを放った。

「いい形で打てたんじゃないですかね」

2-5の9回2死。ヤクルト・ウォルターズの154キロを完璧に捉え、左中間スタンドへ。豪快弾で2点差まで詰め寄った。

並んでいた森下に1本差をつけた。佐藤が単独トップに立つのは15本時点だった6月7日以来。25年の本塁打王は激しい争いに「まだまだあるんでね。1打席1打席を集中していきたい」。打率3割2分、32本塁打、87打点の3冠にも、引き締めた。

6回は一触即発ムードを仲裁した。森下が見逃し三振直後、深谷球審に対し、言葉を発した。ベンチに戻る森下に、深谷が歩み寄ろうとすると、佐藤はなだめるように体を押さえ、そのまま自身の打席へ。先輩としての役割も果たした。

チームは今季最長タイの連勝が5でストップしたが、2位巨人が敗れ、優勝マジックは「19」となった。藤川監督は最後まで諦めない佐藤の姿勢に「形としては悪い形ではなかったので。明日に非常に前向きに挑戦できるような。負けはしましたけどね」。主砲の意地の1発に、虎党は最終回まで大歓声。ここからキング独走なるか。背番号8が打線をけん引する。【村松万里子】

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