ロッテは4日、唐川侑己投手(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。引退会見は8日午後4時から、ZOZOマリンスタジアム内のインタビュールームで行う。ロッテ一筋19年の功労者に球団は引退セレモニーの場を設け、10月3日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で盛大に送り出す。
唐川は「今シーズンをもちまして、19年間の現役生活に幕を下ろすことを決断しました。ここ数年は思うようにチームの力になれない中、覚悟を持って今シーズンを迎え、自分自身と向き合った末に決断に至りました。厳しいプロ野球の世界では、うまくいかないことの方が多かったように思います。それでも、たくさんの方々に支えていただき、応援していただきながら19年間プレーできたことは、私の大きな財産です。特に、ファンの皆さまからは何度も勇気をいただきました。ルーキーイヤー、マリンでの初登板で感じた大きな声援と、胸が震えるような感動は、今でも鮮明に覚えています。あの声援をマウンドで味わえなくなることに寂しさはありますが、これまでいただいた応援を力に変えて、これからの人生も自分らしく歩んでいきたいと思います。千葉ロッテマリーンズで19年間プレーできたことを、心から幸せに思います。これまで支えてくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました」とコメントした。
唐川は成田(千葉)で甲子園に春夏3度出場。大阪桐蔭・中田翔(後に日本ハム)、仙台育英・佐藤由規(のちにヤクルト)とともに「高校BIG3」と称された。S07年高校生ドラフト1巡目でロッテに入団。08年4月26日ソフトバンク戦で7回を無失点に抑え、ドラフト制後の高卒新人では球団初のプロ初登板初先発初勝利を果たした。平成生まれの勝利投手1号にもなった。通算350登板で82勝78敗。防御率3・71。今季は1試合に登板した。