<ヤクルト-中日>◇4日◇神宮
中日高橋宏斗投手(24)が、球数120球を超えた中で絶体絶命の満塁機を切り抜けた。
同点の6回。先頭打者への死球と2四球などで2死満塁のピンチを招いた。この日ここまで無安打に抑えていたが、満塁打率3割超のヤクルト長岡との対決を迎えた。
カウント1-1から外角球を捉えられ、適時打かと思われる鋭い打球を中堅へ運ばれたが、中堅手岡林が猛チャージ。最後はスライディングキャッチで好捕し、ピンチを救った。
左翼席を埋めた関東の竜党からは大歓声が湧き起こり、場内の大半を占める燕党からは大きなため息が漏れた。
高橋宏も打球が放たれた瞬間、鋭い当たりを避けるようなしぐさを見せたが、すぐに中堅方向へ視線を向け、岡林のファインプレーを確認すると、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
高橋宏は7回に代打が送られ降板。6回6安打、4奪三振、4四死球、1失点、125球。試合前から大粒の雨が降りしきる難しいコンディションの中、4試合連続のクオリティースタート(QS)を達成し、先発としての役割を果たした。