<阪神-DeNA>◇5日◇甲子園
待ちに待った瞬間だった。阪神石井大智投手(29)が甲子園のマウンドに戻ってきた。左アキレス腱(けん)断裂の大けがを負った2月11日から206日。長く、険しい、道のりを乗り越え、ついに本拠地で復活を遂げた。
2-3で迎えた8回、2番手で登板。石井の名前が球場アナウンスでコールされると、観客はどよめいた。「石井コール」が起きた。「ミスターゼロ」のカムバックを祝う大きな拍手と歓声がスタンドに鳴り響いた。
甲子園での登板は昨年10月30日、ソフトバンクとの日本シリーズ第5戦以来。2点リードの8回から登板し、1死一塁から柳田悠岐外野手(37)に同点2ランを浴びた。チームも延長戦の末に敗退。日本一を逃して悔し涙に暮れたあの日以来となった。レギュラーシーズンでは昨年9月28日中日戦以来、実に342日ぶりとなった。