<首都大学野球:筑波大7-3武蔵大>◇第1週第1日◇5日◇大田スタジアム
筑波大が、終盤の逆転で武蔵大に先勝した。
2点ビハインドで迎えた6回、2死満塁から打席には長谷川颯外野手(1年=京都国際)。「自分の一打でいい流れに持っていくぞ、という気持ちで振っていきました」と、カーブを捉えると、打球は右中間を真っ二つに割る走者一掃の右越え適時三塁打。逆転に成功。なおも2死三塁から西口友翔内野手(2年=敦賀気比)の左前適時打で1点。この回、一挙5点を挙げ試合をひっくり返した。
1年生のバットが勝利を引き寄せた。春のリーグ戦終了後、長谷川は川村卓監督(56)とマンツーマンでフォーム改造に取り組んだ。「ヒットを狙いに行くような小さいスイングになってしまっていた。監督さんに教えてもらいながら、大きく足を上げて強く振るフォームに。打球が飛ぶようになりました」。開幕戦でいきなり結果に結び付けると、川村監督も「振れるようになってボールが飛ぶようになりましたね」と、目を細めた。
京都国際では2年春、夏、3年夏と甲子園に出場。2年夏には主力として全国制覇も経験した。「高校で大舞台を経験できたので、大学野球でもあまり緊張は感じない。しっかりと自分の気持ちを保ちながら野球ができています」と、メンタルの強さには自信を持っている。大学野球は始まったばかりだが、目指すは29年のドラフトだ。「大学で結果を出して、プロもしくは社会人の高いレベルで野球をしたいと思っています」。さらなる高みを目指し、成長を続ける。