【都市対抗】NTT西日本、61年ぶり決勝進出 エース浜崎浩大「明日は最後、どこでも投げる」

NTT西日本対三菱重工East 先発したNTT西日本・浜崎浩大(撮影・柴田隆二)

<都市対抗野球:NTT西日本(大阪市)5-2で三菱重工East(横浜市)>◇第11日◇5日◇東京ドーム◇準決勝

NTT西日本(大阪市)は電電近畿時代の1965年以来、61年ぶりの決勝進出を決めた。入社15年目のエース右腕、浜崎浩大投手(36)がチームを歴史的快挙へと導いた。

初回に2点を先制した直後、失策も絡んで同点に追いつかれる波乱の立ち上がり。浜崎は「テンポを上げていこうと切り替えた」と冷静さを失わなかった。

代名詞のチェンジアップとスライダーを軸に、中盤以降はカットボールの割合を増やして相手打線のタイミングを外した。バックも2併殺などでもり立て、チーム打率3割超を誇る三菱打線を4安打2失点(自責1)、125球完投に仕留めた。

打線は同点の4回2死一塁から、初回に適時失策を犯した吉川育真内野手(25)が左中間へ勝ち越し2ラン。吉川の起死回生の1発に、浜崎は「『これでチャラやで』と声をかけた」と笑顔を見せた。

36歳での完投劇を支えたのは、毎年春先に課す愚直な投げ込みだ。「不安要素をなくすための練習。質を高める取り組みを継続してきたからこそ、今もマウンドで投げ切れている」と胸を張った。この日のマウンドに上がる際は「近畿地区第5代表決定戦のつもりで、後ろがない覚悟を持ってマウンドに上がった」と、ベテランらしく集中力を高めていた。6日の西濃運輸との決勝へ向け、「明日は最後、どこでも投げます」と悲願の頂点へ挑む。

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