<ソフトバンク2-5西武>◇6日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンク山川穂高内野手(34)が8日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)から1軍に復帰する。10安打も11残塁で2点しか奪えず敗れた6日西武戦後に小久保裕紀監督(54)が「打線の厚みを加えるために山川穂高を呼びますんで」と明言した。
山川は今季9本塁打を放っているが、46試合で打率1割7分5厘と不振に陥り6月1日に抹消。そのまま2軍暮らしが続いている。8月中旬には目の感染症にかかり2週間離脱。9月1日ファーム中日戦(ナゴヤ)で実戦復帰してから全5試合4番でスタメン出場。同2日の中日戦ではファームで12本目となる本塁打を放った。最近は西武中村剛のような力に頼らずに球を飛ばす打法に取り組んでいる。
長谷川打撃兼スキルコーチは「強いスイングを入れてくれれば、相手にもプレッシャーがかかる」と期待する。8日からの日本ハム3連戦では、今季2度の先発で13イニング2得点に抑えられている難敵左腕山崎の先発も予想される。山川は移籍後3年で通算23打数7安打の打率3割4厘、4本塁打、7打点と山崎を得意としており、心強い。
小久保監督からは抹消の際に「生まれ変わるくらいで」とリニューアル指令を受けた。山川は「自分にできることは(打撃を)追求することや体を“進化”させること」と、一時離脱はあったが、真夏の筑後で振り込んできた。優勝マジック14でラストスパートの中、通算284発の大砲が3カ月ぶりに1軍の舞台に戻ってくる。【石橋隆雄】