【とっておきメモ】完封勝利の巨人小笠原慎之介、夏場こそ徹底「水はひたすら常温。朝はさゆ」

広島対巨人 巨人先発の小笠原慎之介(撮影・加藤孝規)

<広島0-4巨人>◇6日◇マツダスタジアム

巨人小笠原慎之介投手が移籍後初となる完封勝利を挙げた。6回を投げ終えると、NPB通算1000投球回を達成。4点リードの6回1死一塁、4番坂倉を二ゴロ封殺に打ち取り1000投球回に到達した。

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完封勝利を挙げた小笠原は、試合後の通路で叫んでいた。「アイスください!」。6回に打球が左足に直撃。直後は治療に行かずに続投した。「触れたら痛い~」と冗談めかしながら、トレーナーにアイシングを求める。報道陣がずらりと並んだ囲み取材直前。ユニークな空気感が漂った。

どうしても欲しかった氷? だが、普段は全く縁がない。夏場こそ冷たい水は必ず避ける。「ひたすら常温。朝はさゆから。30分くらいまったりして胃を起こしてから、ご飯をちょっとずつ食べて…」と、時間をかけて身体を覚醒させる。登板日に飲むコーヒーも必ずホット。「グビグビと飲むと、腰が張ってくる。内臓を冷やすと体も内側から硬くなってくる」と、己の変化を敏感に察知する。「体はみんな違うから。10人いたら10人とも反応が違うかもしれない。試していかないと」。体が資本の野球選手にとって必要不可欠な探究心だ。

暑い時期は食生活にも意識を向ける。夏の思い出は「バーベキュー」と即答。中日時代は自宅に後輩選手を集め、網を囲んだ。肉の塊を自らさばいてタンパク質を補給し、タマネギやキノコなど野菜も確実に摂取。食事のお供は炭酸水で「満腹感が出る。胃を炭酸で刺激するから、勝手に動いておなかいっぱいになる。過食を防げる」と、栄養管理と体重維持を両立させていた。

東海大相模では夏の甲子園で優勝。今季も7月の初登板から6試合連続QS達成と夏に好投が光る。勝負の1カ月。「絶対に負けちゃいけない」。首位阪神猛追へ。暑さを支配する漢が、セ・リーグの熱気を加速させていく。【北村健龍】

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