【阪神】工藤泰成が新人王に意欲「とりたいはとりたいですけど浦田くんが…」独立リーグ出身初快挙へ

キャッチボールで調整する阪神工藤泰成(撮影・前田充)

阪神工藤泰成投手(24)が独立リーグ出身初の新人王に意欲をみせた。ここまで46試合に登板して3勝0敗、9セーブ、防御率1・11。8月後半からは守護神を任される2年目右腕は「もちろん(新人王を)とりたいはとりたいですけど、浦田くんがすごい成績なので。僕は僕で結果残していけたらいいな」と引き締めた。

四国IL徳島から24年育成ドラフト1位で入団。1年目の開幕前に支配下登録を勝ち取り、昨季1軍では16回1/3に登板。今季も新人王の資格を持つ。ライバルは巨人の投打のキーマン。2年目の浦田俊輔内野手(23)はリードオフマンとして躍動し、6日までに打率2割7分7厘、リーグトップの35盗塁。また、ドラフト1位ルーキーの竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)も9勝を挙げて、候補の1人。宿敵巨人とのV争いを制すれば、新人王もグッと近づく。それでも工藤は自らの足下を見つめた。

2年目で初めての優勝戦線。さらに、セーブシチュエーションを任される、重圧もかかるポジション。だが「そんなにプレッシャーを感じることなく、いつも通りと思っています」。160キロ超えのマッスルストレートを武器にポジションを確立。2年間で計64試合に登板して、いまだ被本塁打はゼロ。「たまたまだと思う。でも打たれる時は打たれると思うので、投げミスをして打たれないように。打たれるんだったら最高のボール投げて打たれたい」と真っ向勝負を挑む。肝が据わった新守護神。目標に「15セーブ」を掲げ、優勝へと腕を振る。【村松万里子】